トムソン抜き加工に必要な要素は、機械のプレス面だけではなく、実際のワークが移動するテーブルも大変重要です。
自動か、手動かにかかわらず、素材やワークが移動するテーブルも、平面がずれていると正確な抜き加工は当然再現することができません。
長期間の仕様で、テーブルの表面に刃などによるくぼみが出来ていたり、全体が、凹凸ができてしまうと、少しの位置の移動だけでも、抜きが安定しなくなるケースがあります。
また、加工品の内容により、カスや糊などが付着し、厚みのばらつきが出ることもあります。
エアコンの影響などで静電気が起きやすく、テーブルの裏面に付着することもあります。 普段の清掃はもちろん、変化に気づいた際に初めに清掃を行いことも重要です。