ビク抜き加工には、当て板の選定も重要な要素の一つです。
従来では、塩ビ板の3㎜5㎜など、厚みのあるもので、食い込ませるものが一般的でしたが、ことハーフカットなど精度の高い加工をする上では、当て板の厚みが均一なものをご選定いただくことが重要です。
そうなると、フィルムなど厚みの薄いものの方が全体の厚みのばらつきが自然と少なくなりますので、適しているといえます。
しかしながら、加工によっては、抜型の作り方で、どうしても厚みを持たせたものでなければならないケースもありますし、高さのセッティングをする際に、作業者の方の負担を減らすため、余裕を持った厚みにするケースもあります。
当て板自体は、消耗品になるケースが多いですので、手に入りやすいものをお使いになると思いますが、抜きの精度にかかわる用をの一つだということを考えていただければと思います。
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